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カルキ臭
「カルキ臭」は、水道水や排水などの水関連のシステムで感じられる特有の臭いを指します。これは、主に塩素が含まれる水道水が、環境中の有機物や物質と反応して生じる臭いです。以下に、カルキ臭について詳しく説明します。

●カルキ臭の原因
カルキ臭の主な原因は、水道水中に添加される塩素(塩化物)と、それが環境中の有機物や物質と反応することにより生じます。
塩素は、水道水中の微生物や有害物質を除去するための消毒剤として使われていますが、これが有機物と反応することでカルキ臭が生じる場合があります。
●臭いの特徴
カルキ臭は、漂白剤のような刺激的で鋭い臭いが特徴的です。
この臭いは、特に水道水を利用した場合に感じられることが多く、お風呂や洗濯などの際にも感じることがあります。
●対策
カルキ臭を軽減するためには、水道水を使う際に以下のような対策が有効です。
a.水を放置する; 水道水を放置して、塩素が揮発する時間を与えることで臭いを軽減できます。
b.活性炭フィルター; 活性炭フィルターを使って、水道水から塩素や臭いを除去することができます。
c.浄水器; 専用の浄水器を使用して、水道水をろ過することで臭いを除去できます。
●影響
カルキ臭自体は健康に影響を与えるものではありませんが、不快感を与える可能性があります。臭いが強い場合には、飲用や料理に支障をきたす可能性もあります。

カルキ臭は、水道水に関連する一般的な臭いであり、塩素と環境中の有機物との反応が主な原因です。簡単な対策で軽減することができます。



外部注水
外部注水は、水道システムにおいて、外部から追加の水を供給する行為を指します。これは、水源地からの直接の水供給以外の方法で水道システムに水を供給する場合に使用される概念です。以下に、外部注水について詳しく説明します。

●目的
外部注水の主な目的は、既存の水道システムに追加の水を補給し、水不足を解消することです。これは、需要が増加する場合や水源が制限されている地域で利用されます。
●供給源
外部注水の供給源は、地下水、河川、湖、ダム、貯水槽など、様々な水源から取水することがあります。これらの水源から取水した水は、水道システムに送られ、地域の住宅や産業へ供給されます。
●取水方法
外部注水は、専用のポンプや配管を使用して行われます。水源から取水し、必要な処理やクリーニングを経て、既存の水道システムに導入されます。
●処理と浄化
取水した外部の水は、必要に応じて浄水処理や消毒などの処理を行います。これにより、水質が適切になり、安全な飲用水として提供されます。
●利点
外部注水は、水道システムの安定的な運用を保つために非常に重要です。特に、水源地の水不足や需要増加時に対応できるため、地域の水供給を確保します。
●適用例
都市部や地方地域、乾燥した地域など、さまざまな地域で外部注水が行われています。特に、都市部での急激な人口増加や産業発展による水需要の増加に対応するために、外部注水が重要な役割を果たしています。

外部注水は、地域の水道システムに追加の水を供給し、持続可能な水資源の利用を支援する重要なアプローチとなっています。


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