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「あ」から始まる収録用語

案内管
案内管(あんないかん)は、一般的には水道施設や設備において、水の流れや管路の状態、利用者への案内などを担当する管轄機関や部署のことを指します。水道施設や配管システムが複雑化する現代社会において、効率的で安全な水の供給や適切な利用を確保するために欠かせない存在です。
案内管の主な役割や業務は以下の通りです。

●水道管の管理と保守
水道管の点検、保守、修理、清掃などを担当し、劣化や故障の早期発見・修復を行います。
●新規施設の設計および建設
新たな水道施設や配管システムの設計・建設に携わり、適切な仕様や設置場所の決定、工事の監督などを行います。
●利用者への案内とサポート
利用者に対して水道施設の利用方法や水の節水方法、支払いに関する情報などを提供し、問い合わせに対する応対やサポートを行います。
●水質管理
水質の監視や検査、処理施設の運営などを通じて、安全で健康的な飲料水の供給を確保します。
●緊急時の対応
緊急事態や災害時には、迅速かつ適切な対応を行い、水の供給を維持するための措置を講じます。
●技術開発と研究
新しい技術や施設の導入、効率的な運営・管理方法の研究開発を行い、サービスの向上や効率化を図ります。

これらの業務を通じて、案内管は地域社会における水道インフラの健全な運営と、利用者の利便性・安全性を確保する重要な役割を担っています。



亜塩素酸ナトリウム
亜塩素酸ナトリウム(あえんそさんなとりうむ、英 sodium chlorite)は、水道施設や水処理プロセスにおいて、塩素系薬剤の一種として使われる物質です。一般的には、水道の消毒や浄水処理に利用されることがあります。以下に、亜塩素酸ナトリウムについて詳しく説明します。

●化学的性質
a.亜塩素酸ナトリウムは化学式NaClO?で表され、無色または淡黄色の結晶状粉末です。
b.強い酸化剤であり、微生物や有機物を酸化・除去する能力があります。
●消毒剤としての利用
a.亜塩素酸ナトリウムは、水道の消毒剤として利用されます。水中の微生物(細菌、ウイルス、寄生虫など)を除去し、飲料水やプール水などの衛生状態を保つ役割を果たします。
b.塩素系消毒剤としては、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)や塩化カルシウム(固体塩素系消毒剤)などと組み合わせて使用されることがあります。
●水処理プロセスへの適用
a.亜塩素酸ナトリウムは、浄水処理や下水処理プロセスで酸化や消毒の目的で利用されます。微生物の制御や有機物の分解・除去に寄与します。
b.適切な濃度で使用され、水質基準に適合するように投与されます。
●投与方法
亜塩素酸ナトリウムは、定められた適切な濃度で水道に投与されます。これにより、微生物の殺菌や水質の改善が行われます。
●安全性
適切な濃度で使用することで、安全に水処理に利用できます。ただし、過剰な投与や誤った取り扱いは健康への影響を及ぼす可能性があるため、厳密な管理が必要です。

亜塩素酸ナトリウムは、水道施設や水処理プロセスにおいて重要な役割を担っており、安全な飲料水の供給や衛生的な環境維持に貢献しています。


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